大きな特徴として、アミノ酸を多く含んでおり、極濃自然薯としての「旨味」には欠かせない素材です。
伊豆西海岸で昔から作られている「鰹節」は、柑橘系農家の方々も、甘味が増すことからよく使われております。
通気性や水はけを良くし、ふかふかの柔らかい土壌を作ってくれます。
通常のもみがらは殻が大変堅く、そのまま使用するとなかなか土中で分解されません。
このように酵素を用いて、予め分解・発酵させることにより、効果的に土中に浸透していきます。
植物が本来持っている生命力を引き出す効果があります。
黒砂糖をベースに、数十種類の果実類・穀類・海藻類等を発酵・熟成を繰り返し、3年以上かけて作られたものです。
奥伊豆に位置する「松崎町」は、
昔から農業の盛んな地域で、山間部の自然薯育成に適した「肥沃な大地」で栽培しております。
元来、自然の山中に自生している自然薯ですが、野生のイノシシ等の増加により、なかなか手に入りにくくなってきているのが現状です。
そのような中、特殊なパイプを使った栽培方法により、「香り」「味」「粘り」ともに山の自然薯とほぼ変わらない物ができるようになりました。
土を元気に!自然薯を元気に!食べられる方の心も身体も元気に!をモットーに土作りをしております。
上記「西伊豆産かつお節」「もみがら酵素」「万田酵素」をはじめ、「木炭粉」「樹皮発酵物」「ニーム核油かす」「腐植酸」等もバランス良く使用しております。
当ファームの自然薯は、有機物を多く含んだ“自然由来の素材”を使うことにより、強い「粘り」と深く濃厚な「味」「香り」、きめの細かいふわっとした「食感」を実現しています。
第8回・第9回・第10回(2020年)松崎町自然薯品評会におきまして、当ファーム自然薯は品評会開催以来、初の3年連続金賞受賞の快挙を成し遂げました。
形状・色などの見た目だけではなく、擦りおろして粘りや香り、糖度なども計測し審査をおこないます。その品評会におきまして、見事「金賞」の栄冠をいただきました。
2021年松崎町自然薯品評会では、史上初の「自然薯名人」の称号をいただき授与式がおこなわれました。
一般に広く知られるとろろ汁は、「鰹出汁」と「しょうゆ味」や「みそ味」が多く、時短が好まれる現代は“めんつゆ”という方も多いですね。
さんまは、大型のさんま漁船が多かった伊豆西海岸では頻繁に食卓へ上がる身近な食材です。
当ファームのある松崎町では、昔から「さんま出汁」でとろろ汁を作る習慣がありました。
栄養価の高い「自然薯」と「さんま出汁」を合わせたとろろ汁を食べることによって、寒い冬の時期を乗り切ってきた郷土料理は、その美味しさもあり、絶やされることなく地域で受け継がれてきました。
この山の幸と海の幸が生み出す「さんま出汁のとろろ汁」を是非召し上がってみてください。
Q.皮をむいてすりましたがいいんでしょうか?
A.自然薯は皮ごと食べられます。皮には栄養・旨味成分が多く含まれておりますし、自然薯の香りや旨味をさらに感じるためにも皮ごとすることをお勧めします。皮ごとの場合には、まずヒゲをコンロでよく焼いて、皮をきれいに洗ってからすりおろしてください。
Q.すりおろすと黒くなりましたが・・・
A.黒くなったといって品質に問題があるわけではありません。アクによって色が変わる場合もありますが、身体に良いポリフェノールの成分により色が変化する場合もございます。
Q.保存は冷蔵庫でいいですか?
A.冷蔵保存(3℃前後)の場合は、まず切り口を乾かしたらラップで輪ゴム止めし、ビニール袋に封をして入れれば1週間くらいはもちます。切り口の色が変わったら、切ってご使用ください。
Q.冷凍してもいいんですか?
A.冷凍保存の場合は、すりおろした自然薯にだし汁を加え、冷ましてから真空パックあるいは密閉袋に入れ冷凍します。1ケ月位の保存ができますが、解凍後粘りが落ちますので再度すり鉢ですったほうが粘りが少し回復します。
Q.届いた商品は、そのまますりおろせばいいのでしょうか?
A.注文がございましてから、掘り起こしを始め、鮮度を保つため「土」「ひげ」が付いた状態で発送いたします。 届かれましたら、お召し上がりになる直前にコンロ又はバーナーでひげを焼き、柔らかいスポンジ等で土をよく洗い流してください。
Q.すりおろす時、先からすればいいのでしょうか?
A.「とろろ汁」用にすりおろし出し汁でのばす場合には、先あるいは真ん中部分だけではなく、上部も若干混ぜたほうがより美味しくなります。 上部はすりおろした時灰色又は黒色になりますが、これは自然薯のアク成分であり、旨味であるコクへと変わります。 「山かけ」等白いままお召し上がりになる場合には、先端から真ん中部分をご使用ください。